新しい資産の運用方法として注目を集めている外国為替証拠金取引。ここでは、外国為替証拠金取引の基本を解説していきます。
外国為替取引の注文方法
外国為替証拠金取引には、投資家が適切なタイミングで取引できるよう、さまざまな注文機能が用意されています。上手に使えば、利益の確保のみならずリスク回避にも有効です。ここで、基本的な注文方法と機能をしっかり理解しておきましょう。
1.指値注文
注文時点の為替レートを基準として、指定した価格よりも安くなったら買い(指値買い)、指定した価格より高くなったら売る(指値売り)という注文方法です。
例:1ドル=115円の時点で「1ドル=120円に上がったら売るように」とFX取引会社に注文を出す。
希望の価格になれば自動的に売買できるので、値動きが追えないときに便利。ただし指定した価格にならなければ、売買は成立しないことになります。
2.成行注文(2WAY注文)
注文時点で提示されているレートを確認し、そのままの価格で売買する注文方法です。
例:USD(103円5銭)/JPY(103円8銭)
というレートが表示されているときに成行注文を出せば、この価格で取引することになります。この場合、103円8銭でドルを買うことができます(売値(オファー)=レート提示側の売値。つまり、投資家が買うことができる価格)。
※このように、売値と買値を同時に提示する方法を「ツーウェイ・プライス」または「ツーウェイ・クオート」といいます。
3.逆指値注文
注文時点のレートから算出した価格を基準とし、指定した価格より高くなったら買い、指定した価格より安くなったら売るという注文方法です。
例:1ドル=115円の時点で「1ドル=112円に下がったら売るように」とFX取引会社に注文を出すこと。
指値注文とは反対に、損失を限定するための方法で、リスク管理に役立ちます。ストップ・ロス・オーダーと呼ばれることもあります。
4.IFD取引(イフダン取引)
順位のある2つの指値注文を同時に出し、1番目の注文が成立したら自動的に2番目の注文が有効になる注文方法のこと。あらかじめ、買う(または売る)値段と売る(または買う)値段を決めたい場合に利用します。
例:1ドル=120円の時点で「115円に下がった時点で買い、125円になった時点で売る」と注文を出すこと。
こうすることで、自動的に希望価格での購入と決済ができます。この場合、一番目の注文が成立しないと、第2注文も無効のままになります。
5.OCO取引(オーシーオー取引)
2つの指値注文を同時に出し、一方の注文が成立したら自動的にもう一方の注文が取り消される注文方法のこと。利益確定の注文と損失限定のための注文を同時に出すことができます。ワン・キャンセル・アザーとも呼ばれます。
例:1ドル=現在115円の手持ちのドルに対し、120円の売り指値注文と105円の売り指値注文を同時に出すこと。
つまり、今後ドルが上がった場合には利益を確定し、下落した場合には損失を限定できるという仕組みになっています。
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